3月5日 二十四節気『啓蟄』

皆さまこんにちは☺️

鍼灸とらやの角川です


明日3月5日から、二十四節気『啓蟄(ケイチツ)』の期間に入ります。

啓蟄の蟄は、幸せの丸い虫と書きますが、先日ヨガの先生は

「私はダンゴムシと覚えています(笑)」

と、お話されていて、くすっと笑ってしまいました

かわいいですよね


『啓』は、開く、解放する

『蟄』は、土にこもる

という意味があり、冬の間土にこもっていた虫たちが、春の陽気を感じて顔を出し始める頃と言われております

今年は暖かかったり寒かったりと、気温の変動が大きいので、虫たちもいつ出てきたらいいやらと困っているかもしれませんね。

それでも確実に太陽の日差しは温かさを増し、春へと向かっています


二十四節気をさらに三つに分けた七十二候では、虫や動物など全ての生き物が冬眠から目覚め、桃の花が笑い(咲き)はじめ、青虫が蝶となり飛び始めるとされております。

昔は『咲く』ことを『笑う』と表現していたとのこと。

花が咲く姿は笑顔のようであり、そしてその花々によって私たちも笑顔になる❤

そんな光景を表した素敵な言葉です♪


この時期旬を迎える食材は、タラノ芽、ヨモギ、フキノトウ、ワラビ、菜の花、ニラ、新タマネギ、春キャベツなど。

どれも香りや苦みに特徴のあるものばかりですね。

苦みを持つ食材には、冬の間溜め込んだ老廃物をデトックスする効果が。

香りのよい食材には、春先のイライラ感をリフレッシュさせてくれる効能がございます。

旬の物というのは、必ずその季節と身体のバランスを整える効能を持ち合わせているのです


先日患者さまとの会話の中で、タラノ芽のお話が出ました。

この時期になると道の駅などでタラノ芽の天ぷらがあり、おいしいですよねというお話だったのですが、自然豊かな岐阜の山間で育たれたその方には、今のタラノ芽は味が物足りないのだとか。

昔はもっと味が濃くておいしかったのだそうです。

そう言えば、私が知るタラノ芽の天ぷらは、タラノ芽がおいしいと言うよりも、天ぷらのころもがおいしいと思っているようにも思います。

山菜も、山の管理や収穫できる人が減ってきているので、これからどうなっていくのか心配ですが……。

どうかこれからも毎年、春の味覚と出会うことができますようにと願うばかりです


次の二十四節気は『春分』です。

早いもので、もうすぐ昼と夜の長さが同じになる時期となって参りました。

2月は逃げる、3月は去ると言いますが、あっという間に去っていってしまわぬよう、1日1日じっくりと過ごしたいものです。


本日も最後までご拝読いただき誠にありがとうございましたm(__)m


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◇営業日のご案内
*3月4日(月)・15日(金)→お休み
*3月20日(祝)→営業
*お休みの日もご予約の受け付けはいたしておりますので、どうぞお気軽にお問合せくださいませ

・月曜日から金曜日:9時~19時30分
・土曜日:9時~18時
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