アロマテラピーの次のステップ

アロマテラピーアドバイザー講習というものを受講しました。
これはアロマテラピー検定1級に合格すると受講できる講座です。
11月に検定に合格してからテキストを音訳に出し、晴れてテキストが完成したので受講することができました。

視覚障害があると、「次に進むための準備」に割と時間がかかります。
すでに音訳されたものがサピエ(視覚障害者用オンライン図書館)にあればいいのですが、なければ滋賀の視覚障害者センターへ音訳(本を読み上げて録音すること)をお願いしたり、もしくは最近だったら読み上げ機器を使って自分で1ページずつスキャンしてテキストにして……というような作業が必要になります。
私は点字が読めないので、こうして音声にしていただく必要があるのです。

テキストの準備ができたら次は講座を受講するスクールへの問い合わせ。
オンライン受講なので断られることはないと思ってはいましたが、やはり視覚障害があることを伝えるのは少し勇気が必要なことです。
「どう思われるかな?」
「万一断られたらどうしよう」
など、ネガティブ感情が生まれてしまいます。
けれど今回お願いしたスクールは快く受け入れてくださり、受講中も工夫をしながら進めてくださるというご配慮をいただくことができました。

今回の講座はアロマテラピー検定で勉強したことの+αという感じで、特に危機管理や法律などをしっかりと認識しましょうというものでした。
アロマテラピーに使用する精油は、日本では雑貨扱いになるため、それ自体を規制する法律はありません。
ですが肌につけるものは化粧品としての規制があったり、効能をうたうと医薬品や景品表示法などの規制の対象になったりします。
またトリートメントとして提供する場合などには、医師法、獣医師法、はり師きゅう師あんまマッサージ指圧師法・柔道整復師法などに抵触しないかどうかについて気をつけなければならないのです。

私は鍼灸マッサージ師なので、国家試験を受ける際にそういった法律も勉強していたため、なるほどとすぐに理解できましたが、でもこれを知らずにアロマテラピーを提供している人というのは、実は日本にたくさんいるのではないだろうかと思ってしまいます。
やはり何事も規則に沿って行うことは大切なこと。
それは自分自身のためだけではなく、サービスを提供するお客さまを守るためであります。
こうしたことをしっかりと学ぶことのできる『日本アロマ環境協会』は、信頼できる団体なのだと感じます。

今回のアロマテラピーアドバイザーを受講すると、次の講座を受講できるようになります。
こちらもこれからテキストを音訳するので時間がかかりそうですが、じっくりゆっくり学んでいけたらいいなと考えています。


本日も最後まで5拝読いただき誠にありがとうございました(m_m)


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