初夏におすすめの食材『しそ編』

皆様こんにちは。
鍼灸とらやの角川(つのかわ)です。
ブログへのご訪問ありがとうございますm(__)m

本日は初夏におすすめの食材『しそ編』をお届けいたします♪

今が旬の『しそ』
大葉という呼び名もありますが、これは青じその商品名なのだそうです。
さわやかな香りと満足感を与えてくれるしそにはどのような栄養や効能があるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう♪

◎五味:辛
◎五性:温
◎体質タイプ:気滞
◎食材が作用する臓:脾、肺
◎主な栄養成分:βカロテン、ビタミンB群、ペリルアルデヒド

薬味として親しまれておりますしそは実は緑黄色野菜!
え? 知らなかったのは私だけ?
食材のわき役……と思っていてごめんなさいm(__)m

ということで、緑黄色野菜に豊富なβカロテンという成分が含まれているとのこと。
これは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持、目の網膜で明るさをキャッチする機能といった重要任務を果たしてくれている栄養素です。

ビタミンB群は1とか2とか何種類もありますが、しそにはまんべんなく含まれているとのこと。
B軍は「群」なだけあり、たくさんの種類がそろっているほうが力を発揮してくれるそうですので、しそは理想的ですね♪
皮膚や粘膜の健康維持、エネルギーの代謝、神経の正常な働きの維持、血を造るなどなど、さまざまな働きをしてくれている栄養素です。

そして独特のあの香りは「ペリルアルデヒド」という成分です。
香りが良いだけでなく、抗菌・防腐作用があり、お料理の殺菌や長期保存に使われてきました。
お刺身に大葉がのっているのはこういう効能があったからなんですね。
爽やかな香りが自律神経に働き、胃腸の働きを活発にして食欲増進効果にもつながります。

日本では平安時代頃から栽培が始まっていたそうです。
それだけ昔から薬効のある食材として重宝されてきたという歴史を持ちます。

五味の「辛」は滞っているものを発散させ気血のめぐりを良くするという働きを持ちます。
さらに「温」の性質ですので、冷えた身体を温める効能も持っています。
脾の滞りを良くし温めることは消化器系の働きを良くすること。
肺の滞りを取り温めることは呼吸をスムーズにし皮膚や粘膜を健康に保つことにつながります。

そのようなことから薬膳では、湿気により食欲が落ちた時、雨や冷房で身体が冷えた時、花粉症やアレルギー症状をお持ちの方にも良いとされている食材です。

私はよく、昼食のサンドイッチの具としていただいております。
味のアクセントとして食欲が湧き、とっても気に入っております♪
ごま油とお醤油で漬けるとごはんのお供に最高!
何杯でも食べられちゃいます)(笑)
関西もそろそろ梅雨明けになりそうですね。
暑さが本格的になってくるこれからの時期に、しそのパワーをいただきながら元気に過ごしてまいりましょう!

美味しく楽しく健康に、皆様がお過ごしいただけますように。

本日も最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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