11月24日(祝)
埼玉は新所沢にある、国立リハビリテーションセンターに、お邪魔させていただくことになりました。
何しに?というと…
なんと、講師に!です(びっくり)
ご縁というものは不思議なもので、大阪音楽大学時代の先輩が、今こちらの理療化(鍼灸・マッサージを学ぶところ)に通って居て、生徒会役員になり、私を呼んでくださったのでした。
大阪音楽大学に入学したとき、先輩は1つ上の学年におられ、専攻は違ったけれど、すごく仲良くしていただきました。
私にとっては、自分以外の視覚障害者に出会うのは、この時がはじめてで、なんかすごくうれしかった記憶があります。
アパートに泊めてもらって一緒にごはんを作ったり、買い物や食事に行ったり、プリクラを撮ったり、私の青春の一ページに欠かせない存在です。
そんな先輩とは、卒業してからこの十○年の間に、実は一度しか会っていません。
でも、文明の利器というものはすばらしいもので、ネットを通じて常に交流があり、お互いの近況はなんとなく知っている状帯でした。
そして先輩が一昨年理療化に入学され、畑は変わりましたが、また同じ分野を専門とする仲間として、お互いへの興味が強くなってました。
短大卒業後すぐに鍼灸マッサージの世界に入った私は、ちょっとだけ先輩の先輩になっていたのでした(笑)
この数年間、私がもごもご動きながら、鍼灸やマッサージを学び、そしてエステティックに出会い、多くの人と関わりながらお仕事をさせていただいている、ということが、すごく面白い!と思っていただけたようで、今回お声をかけていただくことになったのでした。
先輩の頼みとあらば!
埼玉だってなんのその~
一人でなんて行ったことないけど…まぁ、なんとかなるでしょう(笑)
今回のお題は「より子史」です。
はちゃめちゃで超劣等生だった滋賀県立盲学校理療化時代
卒業後、心の引きこもり生活
勇気をふりしぼって飛び込んだ鍼灸セミナー
エステティック・メイクとの出会い
尊敬しあえる仲間との出会い…
視覚障害があったから仕方なく選んだ職業だったけど、選択肢が少なかったからこそ出会えた、「本当にやりたいこと」
自分の可能性を閉ざしていたのは、障害ではなく、自分自身だったことに気づいたとき、私は私らしく生きることができるようになった。
そんなお話を通じて、何か一つでも、心に留めていただけるような時間にできたら、と思って居ます。
りっちゃん(先輩)国リハのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
お会いできるのを楽しみにしています♪