『すぎる』と出てくる春のお悩み

皆さまこんにちは☺️

鍼灸とらやの角川です


今日はとても暖かく、夜になり外へ出てみると、虫の音が聞こえ始めておりました。

風の薫りからも草花の生長を感じさせてくれています。

いよいよ季節が動き出したんだなぁと言うことを五感で感じる1日でした



さて、昨日のコラボレッスンでは、まず最初に春の季節と身体の特徴についてお話をさせていただきました。

東洋医学では陰陽という考え方があり、秋冬は陰が、春夏は陽が多くなると考えられております。

陰の気が旺盛な冬の間には、私たちはエネルギーの消耗を避け、静かに温存モードで過ごします。

そして春になると陽の気が盛んになると同時に、私たちもむくむくと起き出し、活動的になってきます。

これは太陽の温かさ、日照時間の長さ、気温の上昇など、さまざまな『陽気』があいまって、生きる力を後押ししてくれているからこその現象です。


いっぽう、冬の間に運動不足になりすぎていたり、老廃物を溜め込みすぎていたり、あるいは春になり、急激に動きすぎたり、環境の変化が大きすぎたり……。

『すぎる』ということは、私たちの身体のバランスを崩すきっかけとなります。

運動不足だったのに急に激しい運動をすると、膝を痛めたりぎっくり腰になってしまったりします。

老廃物をため込みすぎていると、涙や鼻水などのアレルギー症状が出てきます。

また新生活などで生活環境がゴロッと変わるような場合は、身体的な負担だけでなく、精神的なストレスも加わりますね。

人により、いろいろな変化がありますが、それぞれに『すぎて』しまうと出てくるお悩みがさまざま。


・イライラする、怒りっぽい

・気持ちが焦る

・頭痛、顎関節症、首肩のコリなどを感じる

・目が疲れやすい

・胸やお腹が張りやすい

・便秘と下痢を繰り返す


このようなお悩みと共に『不眠』という症状も出てきます。

いきなり眠れなくなるのではなく、環境や思考が変わり、行動が変わり、身体の弱いところに不調を感じ、そして眠りにくさも感じてくる……。

このように、全体を見ていくと、その方それぞれの特徴が見えてくるのです。


症状を診るのではなく人を診る。

これこそが東洋医学の大きな特徴でもあるのです。

今日は春の特徴と東洋医学の視点についてお届けいたしました。

明日からは不眠に対してのセルフケアについてお届けして参りますので、どうぞお楽しみに♪


本日も最後までご拝読いただき誠にありがとうございましたm(__)m

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