先日、患者さんからうれしいお言葉をいただきました。
それは
「東洋医学って奥が深いですねぇ~」
という言葉。
こちらの患者さんは、西洋医学と東洋医学を上手に使い分けながら、ゆっくりではありますが、確実に元気を取り戻してきてくださっている方です。
とらやに来るまでは、東洋医学や鍼灸はお年寄りがするもの、という認識で、なかなか行く気になれなかった、とのことでしたが、今ではどっぷり、東洋医学を楽しんでくださっているようです。
東洋医学は、本当に奥が深くて、私も知れば知るほど、身体に優しく素晴らしい医学なのだな、と実感しています。
病院に行ったけど、原因がわからず、治療のない状帯の人や、病院へ行くほどではないけれど辛い症状がある、という方にはもちろん鍼灸はおすすめですし、また、病院の治療と併用して、西洋医学の治療効果を高めることができるのも鍼灸だったりします。
鍼灸院というところは、一生を通じて関われる場所であることが理想。
と、とらやは考えています。
それは、東洋医学というのは、その人が持つ体質や性質を考慮しつつ、その人の変化に合わせて治癒していくことを目的としているからです。
初対面の人よりも、腐れ縁の友達の方が、何を考えているのかすぐにわかるように、鍼灸師も、一人の患者さんと長くお付き合いしていくことで、その方の良い状帯、悪い状帯を共に感じ、変化に対応していくことができると、よりよい鍼灸を施すことができる、ということなのです。
そういったお付き合いの中で、どうしても鍼灸では耐応できない状態、というのも、出てくることがあります。
そうしたときは、西洋医学での治療をおすすめします。
内科なのか、整形なのか、婦人科なのか
そういったことを見極めて、患者さんに合った場所をご提案させていただく、というのも、鍼灸師の仕事です。
そして、西洋医学の治療を終えて、また鍼灸院へ帰って来ていただく。
または、病院の治療と併用しながら鍼灸を受けていただく。
長井お付き合いができれば、小さな変化にも気づきやすいですし、おおきな病気になる前に、病気の芽を摘み取ることができるのです。
鍼灸は、痛い・熱い、古い
なんていうのは、もう古い!
若いうちから、鍼灸で体をいたわり、健康への意識を高く持っていただければ、より健康で楽しい生活を送ることができます!
と、声を大にしてお伝えしたいです♪