春に向けて、寒い今にできること
昨日は、東洋医学では、冬の寒い時期には温かくゆっくり過ごし、腎をいたわりましょうというお話をお届けいたしました。
これは腎をいたわることが体内の水の循環を助け、疲労をためず、生きる力を養うためでした。
そして次の季節。
腎をいたわっておくと、春が到来した際に、活力を持って生活することができます。
春は発陳(はっちん)の季節と言われています。
発陳には、さまざまなものが動き始めるという意味があります。
冬の間内側にためていたエネルギーを外側へ発散し、のびのびと活動していく季節ということ。
でもそんなとき、冬の間に腎の働きが弱り、疲労や老廃物を体にためていると、春になったとき、うまく発散することができません。
発散する力がない、もしくは、スムーズに発散できないといった状態になるのです。
発散できない老廃物はどうなるのか?
これがさまざまな症状へとつながります。
春のめまい、イライラ、花粉症、情緒不安定などが代表的な症状です。
そしてこれらの症状は春になってからでは治癒が困難です。
寒い今の時期から腎をいたわり、無理をせず体を休めておく生活を心がけること、それが春を健やかに迎える準備です。
毎年つらい症状が出るのは体質だからとあきらめず、未来の自分のために、今を大切に養生いたしましょう。
本日も最後まで5拝読いただき誠にありがとうございました(m_m)
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