お通じが良くなれば風邪も治る?
風邪をひいておなかの調子を崩したということはよく聞くお話。
胃腸風邪でなければ便秘になることが多いのではないでしょうか?
これは東洋医学視点からもみることができ、体をはじめあらゆるものを五つに分類した『五行』という考え方では、『肺』と『大腸』が表裏の関係にあると考えられています。
つまり肺(呼吸器系)を傷めると大腸にも影響が及ぶということ。
風邪をひきのどや鼻の調子が悪くなると呼吸がしづらくなります。
つまり肺をはじめとした呼吸器系にダメージが加わっているという状態。
うまく呼吸ができない
↓
十分に酸素を取り込むことができない
↓
血液中の酸素が不足する
↓
内臓に十分な血液を送ることができなくなる
↓
胃腸や大腸の動きが悪くなる
こんな感じです。
肺と大腸なんてすごく遠くて関係なさそうに思えるかもしれませんが、一つの体の中で関わり合いながら働いていることがよく分かりますね。
逆に言うと、大腸の影響が肺に及ぶとも考えられるため、便通がよくなるようにおなかを整えることが風邪を治すには大切なことなのだということも分かります。
だから風邪をひいたときには温かく消化に良いものを食べましょうと昔から言われているのです。
薬を飲んで症状を抑えることもときには必要かもしれませんが、風邪をひいたときこそ食を見直し、養生について考えるよい機会なのではないでしょうか。
お腹がゴロゴロと動き出し、お通じがするっと出てきたら、きっと風邪はもうすぐ治るというサイン。
ご自身の体と対話し、心地よい状態をさぐっていただけたら幸いです。
本日も最後までご拝読いただき誠にありがとうございました(m_m)
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