梅雨には甘みを食卓に
昨日から近畿地方も遅い梅雨入りをいたしました。
さっそくどんよりとしたお天気で、今夜からは大雨の予報……。
気温も湿度も上がってきて、なんだか体までどんよりとしてきそうですね。
すでに体が重だるくなっている方は、ひょっとすると胃腸が弱っているかもしれません。
東洋医学では、湿度が高くなると胃腸に負担がかかるため、梅雨時期は消化器系をいたわるとされています。
これは体に湿度や体温がこもることで代謝が落ちることと、冷たい物の飲食が増えることで胃腸への負担が増えるため。
胃もたれや軟便を感じておられる方は、積極的に胃腸を養生いたしましょう。
胃腸のいたわり方もさまざまありますが、薬膳の視点では、「黄色と甘みのある食材」がすすめられております。
黄色くて甘いものってどんなものがあるでしょうか?
じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、大豆、とうもろこし、卵黄などがございます。
じゃがいもって甘い? と思われたかもしれませんが、ここで言う甘みとは、現代社会の人工甘味料としての甘みとは違います。
人工甘味料の甘みは胃腸に負担をかけ、体に余計な湿気をためてしまいますが、自然の食物から得られる甘みは、胃腸を養い、体のめぐりを整えてくれるのです。
しかし、何事もバランスが大切。
体によいからと食べすぎてしまえば、それは逆効果となってしまいますのでご注意を。
胃腸と相談をしつつ、食卓に黄色い食材を取り入れ、しばらく続く梅雨の季節を過ごして参りましょう。
本日も最後までご拝読いただきありがとうございました(m_m)
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